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ライオン丸りえぞう

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君の目に映るものが僕のアイデンティティ

福岡サックの箇条書き日記をしたいとこだけど、忘れないうちに書いとく。


福岡サック~湯布院から帰阪した翌日、仕事帰りにHEPホールで開催中の 森山大道写真展 『凶区 ~EROTICA~』 を観にいった。

写真家では有名なヒトなので、一度くらい名前は目にしたことあるひともいると思う。
でも、まったく興味ないひとにはまったく知らないと思う。


ワタシも、写真が好きとかカメラが好きとかで写真を始めたわけではないので、写真を始めてから彼のことは知った。ただ詳しく知らない。有名なひとなので名前と写真を知ってるくらいで。

今回のは、森山大道が、1999年以降の数年間に訪れた街で撮りためたスナップショットをシャッフルさせての展示、、、らしい。

天井の高いホールにかなりの大きなのモノクロ写真が展示されていた。圧倒的空間。独特の世界観。真ん中に立っていれば全てがぐるりと見渡せるほどの写真の大きさだった。

ホールを仕切った横の部屋では、森山大道のドキュメンタリー映像が流れていた。途中からだったけど、観た。


「写真よさようなら」という彼の写真集があって、それの説明みたいなことを話してた。

彼曰く、

自分の意思とは無関係なところでシャッターを切ってしまっても、それは、無駄な、意味のない写真ではない


とかなんとか言っていた。



ものすごく、ハッとした。

その写真集は、ブレて何が写ってるのはわからない写真や、間違ってシャッターを切ってしまった写真などを集めたもの、、らしい。そういうタイトルの写真集があるのは知っていたけれど、そんな内容だったのか。。。


ワタシは、一眼レフを二台も使ってライブ写真を撮ってるけど、写真好きで始めたわけじゃない。
カメラ好きなカメラマニアでもない。

だからからなのか、有名な写真家には興味がない。
いや、興味がないといったら語弊があるかな。自分自身の勉強のためには興味がある。
特に好きな写真家とかいない。好きな写真はあるけど。
それでもやっぱり有名な写真家の個展やトークショーなんかに行くと、いつも何かを得てこれるから、行く。野村浩司やハービー山口、彼らの個展やトークショーからは、莫大なものを得た。

そして今回、森山大道。

写真、、、よりも、あのコトバは衝撃だった。


ライブ写真をやってると、例えば36枚撮りのフィルムを4本使ったとして144コマ分の写真があるはずなんだけど、144コマすべてが思ったとおりの写真が残せてるわけじゃない。ほとんどがボツ(自分の中で)。ピントが間に合わなくてひどいのもあるし、構図があほみたいなのもあるし、何をどう撮りたいのがちっともわからないものあるし、間違ってシャッター切っちゃってどここれ?みたいなのもあるし、露出がおかしくて写真にすらできないのもあるし、、とにかくひどいのがたくさんある。もうほんとそんなのを見てしまうと、心底落ち込む。ほんとに落ち込む。何やっとんねん、、、と。
ワタシの場合、そんなのがもう数え切れないくらいあるわけだ。だって景色や人物を撮ってるひとよりも、わけわからん写真の数はすごいと思う。その数だけワタシは落ち込んで泣いてきた。ほんで這い上がってきた。

バンドにいい写真を渡してしまって、へんてこ写真だけ残ったずいぶん前のを「ヒドイな~~、、、」と見返してたあるとき、フと思った。
このヒドイ・へんてこな・わけわからん写真だけ集めたら逆におもしろいんじゃないか、、と。
web上じゃなくてね、実際の展示で集めたら、もしかしておもしろいかなあ、、って。しかも、ちゃんとしたライブ写真の展示の横でね。
だって、どっちもワタシの写真なんやもん。

でも、もうそんなようなことしてるひとおったんやな(笑)。

そして彼が言った、

意図的じゃなく写した写真にも意味はある、たとえ偶然に自分の意思とは関係ないところで押してしまったシャッターでもそれは意味のない写真ではない

というようなコトバは(だいたいそんなニュアンスのこと)、ものすごくワタシ自身の大きな糧になった気がする。

今までライブ写真を撮ってきた数の、何倍、いや何十倍もの数のわけわからん写真は、決して無駄でも意味のないものでもなかったんやなあ。。
ネガや写真を見るたび、毎回ほんまに海の底深く落ち込んでたんやけど、ちょっと救われた気がした。

でも、だからといってそれに甘んじてたらあかんねんけどね。





ワタシにとってのライブ写真、、、というのは、

音楽に対する、音楽をやってるヒトに対する最高級の愛情表現であり、

最大限の敬意を表わすもの


、、、だ。



もうきっと何度も書いてるけど。

カメラが好きとか写真が好き、、とかじゃない。
自分のHPにも書いてるけど、音楽と音楽をする彼らからもらったモノを、自分なりに表現できるのが、写真しかなかったから。

そしてそれは自分にとってはとても大切な表現方法。

最高級の愛情表現と、最大限の敬意。


もう7年くらいやってるけど、それはやり始めた頃も、そして今現在も変わらない。
なんにも変わらない。


ちゅうか、、ワタシもう7年もやってるねんなぁ、、、今さらながら書いててびっくり。


あーもうなんか何言いたいのか何書いてるんかわからんようになってきた(笑)。




でも、、、、
また何か大切なことをひとつココロにしまえたから、書いておきたかってん。

この時期だからこそ。


いろんな意味で。






8月16日には、ワタシなりのアイデンティティを、来てくれたひとや、愛してやまない出演者に見てもらえるようにがんばります。

あなたの目にちゃんと映りますように。




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